ポイント
突然右目に現れたチェリーアイ。最初は様子を見ていましたが、赤く炎症を起こし、手術に踏み切ることに。数ヶ月後、今度は左目にも発症…。両眼に出やすいという特徴を実感した我が家の体験を通じて、早期対応と予防意識の大切さを記録します。
ポイント
- 右目の発症から炎症悪化までの経緯
- 手術の判断と術後のケア
- 半年後に左目も発症したときの対応
- 両眼のリスクと今後の予防策
チェリーアイは、犬の目頭にある「第三眼瞼腺(瞬膜腺)」が飛び出してしまう病気です。
赤く腫れた部分がサクランボのように見えることから「チェリーアイ」と呼ばれています。
原因
- 先天的な結合組織の弱さや欠損が主な原因とされ、遺伝的な要素が関与していることが多いです
- 目の炎症や外傷によって後天的に発症することもあります
好発犬種
以下の犬種はチェリーアイを発症しやすい傾向があります:
- ビーグル
- ペキニーズ
- アメリカン・コッカー・スパニエル
- フレンチ・ブルドッグ
- チワワ
チェリーアイと呼ばれる第三眼瞼腺の脱出症状
ある日、愛犬の右目に赤く膨らんだ部分が現れました。眼球の内側にぷくっと飛び出すような違和感。ネットで調べた結果「チェリーアイ」と呼ばれる第三眼瞼腺の脱出症状だとわかりました。

最初は痛がる様子もなかったため、しばらく様子を見ることに。しかし数日後、赤みが強くなり炎症を起こしたように見えたため、生まれたブリーダーさんの動物病院へ。診断結果は「手術による腺の戻し処置が必要」とのこと。

術後は腫れもすぐに落ち着き、少し涙の量は増えたものの、元気に過ごしてくれました。

半年ほど経過した頃、今度は左目に同じ症状が…。先生から「チェリーアイは両眼に出やすい特徴がある」と聞いていたものの、実際に発症するとやはり驚きと心配でいっぱいに。
目の周りは毎日チェックし、少しでも腫れや充血があれば様子を見るようにしています。また、左目は出てきたところで、すぐに手で奥に戻す施術を自分が行い、悪化を防ぐようにしています。すでに20回は施術したでしょうか(笑)
まとめ
チェリーアイは見た目の変化で気づくことが多い症状ですが、炎症が進む前に対処することが重要です。我が家のように両眼に発症するケースもあるため、片目の手術後も油断せず、しっかり観察を続けることが必要だと感じました。
愛犬の「少しの異変」を見逃さないよう、日々のケアを続けていきたいと思います。
