ポイント
愛犬の避妊手術は、多くの飼い主にとって大きな決断です。我が家のアメリカンコッカースパニエル「マロン」(メス)は、1歳4か月の2024年4月に避妊手術を受けました。
初めての経験で不安も多く、「本当に必要なのか?」「リスクは?」「術後はどうなる?」と夫婦で悩みながら決断した経緯があります。この記事では、避妊手術を検討している飼い主さんが知りたいリアルな体験談として、手術を決めるまでの葛藤、獣医師から聞いたメリット・デメリット、当日の流れ、費用、術後の様子を詳しくまとめました。
- 避妊手術を検討し始めたきっかけ
- 獣医師から聞いたメリット・デメリット
- 手術当日の流れと愛犬の様子
- 実際にかかった費用(約3万円)
- 手術後に感じた気持ちの変化や喪失感
◆避妊手術を考え始めたきっかけは「動物病院かでの相談」
マロンを迎えた当初、私も妻も実家で犬を飼っていた経験はあったものの、避妊・去勢について深く考えたことはありませんでした。
「望まない妊娠を避けられる」「ヒート中はドッグランやサロンが利用できない」程度の知識しかなく、避妊手術は“いつか考えればいいかな”という感覚でした。
そんな中、耳掃除で定期的に通っていた動物病院で、かかりつけ医から「避妊はどうしますか?」と相談を受けるようになりました。ここから、私たち夫婦の本格的な検討が始まりました。
診察を待つマロン

◆夫婦で抱えていた葛藤と、獣医師から聞いたメリット・デメリット
正直なところ、私たちには「体にメスを入れるのはかわいそう」「子孫を残してあげたい気持ちもある」「人間が勝手に決めていいのか」という迷いがありました。
避妊手術は“必要なもの”というより、まだ早いのでは?という感覚が強かったのです。
しかし獣医師からは、
- 将来的な子宮蓄膿症・乳腺腫瘍などの予防になる
- 行うなら初回ヒート前が最も効果的
という説明を受けました。
ちょうどマロンには擬陽性のような症状があり、「すでに初回ヒートが来たのでは?」という時期でしたが、それでも「なるべく早い方が良い」とのこと。
この説明が、私たちの背中を押す大きなきっかけになりました。

◆手術の説明を受けて感じた安心感と、後から知った麻酔リスク
手術は一泊二日で、全身麻酔。切開は小さく、翌日から軽い散歩は可能との説明でした。
「思っていたより負担は少ないのかもしれない」と感じ、当時は不安よりも安心感の方が大きかったのを覚えています。
ただ、後にマロンが椎間板ヘルニアを経験した際、全身麻酔のリスクについて深く知ることになり、「あの時も大きなリスクを伴っていたんだ」と振り返ることがありました。
とはいえ、当時は必要以上に不安にならずに済んだことで、落ち着いて判断できたのも事実です。
▶ 椎間板ヘルニアの体験談はこちらで詳しく紹介しています。
◆手術当日:預ける不安と、久しぶりの家族時間
手術当日は朝から動物病院へ。マロン本人は何をされるのか分からず、いつも通りの様子で預けられていきました。
私たちはというと、久しぶりに家族で外食をしたり、近場を散歩したりしながら過ごしましたが、どこか落ち着かない気持ちが続いていました。呼び出しがあるかもしれないため遠出はできず、常にスマホを気にしていたほどです。
翌日迎えに行くと、マロンは「何かあったの?」と言わんばかりの元気な表情(笑)。
春の暖かい日差しの中、無事に帰ってきてくれたことに心から安堵し、家族全員でほっと胸をなでおろしました。
手術が終了しお迎えに行った際のマロン

◆費用と、手術後に感じた前向きな気持ち
避妊手術の費用は約3万円。保険適用外なので全額自己負担ですが、将来の病気予防につながることを考えると、納得できる金額でした。
手術後、「マロンの子どもを見ることはないんだな」と一瞬だけ思う場面はありましたが、喪失感というほど大きなものではなく、むしろ「これで健康リスクを減らせた」という前向きな気持ちの方が強くなりました。
家族として、マロンが長く元気に過ごせる選択ができたことに安心しています。
▶ ペット保険については、別の記事で詳しくまとめています。
まとめ
マロンの避妊手術を振り返ると、
- 不安や葛藤はあって当然
- 獣医師の説明が判断材料になる
- 手術当日は飼い主の方が落ち着かない
- 無事に帰ってきてくれることが何よりの喜び
ということを強く感じました。
避妊手術に“絶対の正解”はありません。
大切なのは、家族としてどう向き合い、どんな未来を選ぶかです。
これから避妊手術を検討している飼い主さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
